ネットワークビジネスが自分に合わなかった理由(一例)

今回は、副業のネットワークビジネスが自分に合わなかった理由をブログに書いてみます。

いっぱいありそうw

 

①利益が出ないが、お金はすごいかかる。

 

それってビジネスとは言わないんでは?みたいな内容書いてしまってますが、利益を出しづらい割に、

始める段階でお金がすごくかかります。(私は初期購入で10万超えました。5点くらいかな)

高額な商品を他人に売って、マージンを儲けるので、

売るためには自分も使って商品の良さを知らなきゃいけない。

そんな理由で高額な商品を自分も買う。ということが断れません。

その考え方には確かにな、と思うし、NOが言えない空気だからです。コミュニティ内は。

 

②孤独を回避するためにお金がかかるのは、やっぱり何か違うな。と思った。

 

職場に入りたての頃、先輩に「これ良いよ」と商品を紹介され、ビジネスのコミュニティに誘われた当時、私はすごく寂しかったんです。今思えば。

ずっと実家暮らしだったのですが、

急に夫との二人暮らしを始めて、でも、夫婦の心の距離は離れてて孤独。夫婦仲が上手くいっていない状況でした。(今はそれなりに仲良くなりましたが、w)

私が嫁いだ人間なので、旧知の友達は引っ越した近所には居ないし、寂しい。

すごく孤独な状況だったので、金の切れ目が縁の切れ目のコミュニティだとしても、正直、そこにいるだけで少し安心することが出来ました。自分と一緒に時間を過ごしてくれる人が誰でもいい、居てくれるのが嬉しい。(コミュニティの人って、親切で染まりやすい、ピュアな人が多い気がします。「良い人達」に見えます。)

そう思えました。

でも、それは一瞬だけでした。

コミュニティにいる状態に慣れたらすぐ、

「私なんでこの人達と関わってるんやろ?怖いわ。何か現実世界で呪文唱えてるし、祈り捧げてるし、教祖に心酔してるし。この高額商品、実際使ってみたけど、言うほどいいか?幹部のじいさんと温泉旅行って嬉しいのか?」

そんな風に目が覚めてきたんです。(笑)

※注意:これは日本国内の実話です。

自分を産み、育ててくれた訳でもない教祖に毎日感謝の祈りを捧げてるし、

何を目指してるんや、この人達は?

と思い、意を決して、誘ってくれた先輩を会社で無視しました。(おいw)

というより、話しても否定も肯定も出来ないから、ただ関わらない。避けるような、逃げるような感じで意思表示するしか、私には勇気はなかったんです。

これがコミュ障な私に出来る、最低限の抵抗・意思表示でした。

そんな、態度が不自然な私を見かねた先輩が自分から話題に切り込んできてくれて、私は「家族のビジネスへの反対(建前)」を理由として足抜けすることが出来ました。

先輩に感謝です。(はぁと)

 

③コミュニティのメンバーが宗教に洗脳されてるみたいで怖い。

 

このようにして、最終的にコミュニティを抜けることは出来たんですが、残念ながら先輩とは最後まで話が噛み合いませんでした。(思っていた通りですがw)

「ウチのはネットワークビジネスじゃないよ?宗教でもないし。教祖の聖なる御本読んだ?読めば本当のことが分かるよ。書いてある通りにすればいいんだよ。聖なる商品も毎日使ってる?」

などとおっしゃっていました。

ネットワークビジネスの定義をグーグル検索してみてください。」って言いたかったですが、グッと飲み込んで、もう何も言い返したりはしませんでした。

教祖の言うことを鵜呑みにするのが、宗教ではないんだそうです。

個人的には、「洗脳って怖いな。」と思ったのと、

「人は見かけにはよらないんだな。」と思ったのが印象的でした。

先輩は親切に仕事を教えてくれるし、実力もあるので社内で人望もあって、私の憧れでした。

あんな風に、自立した女性になりたかったんです。

でも、職場で見ていた先輩とは実際は違う人でした。

先輩曰く、コミュニティにいる時の方が楽しくて、本当の人生だと思えるそうです。

...まさか、骨の髄まで教祖の言いなりとは。orz

個人的にガッカリしました。

他人の言いなりの人生を、私は楽しそうとは思えませんでした。

自分で考えて、自分なりの答えを見つけていくのが人生の醍醐味なのに。もったいない...。

 

④魅力を感じない商品を他人に売りつけるのは嫌だった。

 

これもあくまで個人の感想ですが、先輩と違って私は高額商品に魅力を感じることが出来ませんでした。

ボディソープやダイエットサプリなどあったのですが、

1万円を超えるボディソープも、香りが良かったり、自然派素材で安心だったり、洗い上がりがよかったり、

まあ、良い商品なのかも知れないんですけど...(?)

...どんなに高額でも、やっぱりボディソープはボディソープでしかないんです(当たり前w超えられない壁)

大きい声では言えませんが「あれだけの金額でこの程度なの?普通にボディソープじゃん。どうしたらそんなに感動できるの?」って、使ってみて思いました。(ダイエットサプリも、そもそも肥満に悩んでなかったw)

自分が魅力を感じない商品を他人にオススメすることはそもそも出来ないし、嘘をついて売りつけて友達なくすのも嫌だなあと思いました。(友達いなかったですけどw)

この件で、私は金銭的には損しかしていませんが、誰にも商品を売りつけなかったことだけは誇りに思っています。(笑)

 

⑤個人的に、ビジネスよりゲームの方が大事だと気付いた。

 

ネットワークビジネスは大抵、利益を上げるための勉強会をコミュニティで開催するものだと思いますが、

先輩に連れられて私も会場へ向かいました。

その時、他のメンバーも一緒に同行したのですが、

私は絶好のチャンスだったので、スマホアプリ「ドラクエウォーク」のレベル上げに移動中勤しんだのです。

そうしてたら、急に先輩から、

「ここでゲームなんてやめなさい。みんなと話したりしなさいよ!!」

と注意をされました。

私がその時思ったのは、

「え!?休みの日に言われてついてきたのに、ゲームもやっちゃいけないの?今日って休日じゃないの?」

ということでした。

価値観の違いにすごく衝撃を受けて、この時に深刻に(本格的に)コミュニティを抜けることを決意しました。

実はこれが、コミュニティから足抜けするきっかけとなった出来事ですw

 

⑥リピート購入させられたのが嫌だった。

 

最初に先輩に「良い」という商品を紹介された時、確かに私は先輩を信用して「良い商品なのかな~。」という気持ちでいました。

そのビジネスは当時確か5種類くらい(?)商品があったのですが、初回購入時のみ、破格の(メンバーが言うには破格らしいw)まとめ買いができるシステムになっていて、

私はメンバー二人に口々にされる「いいな~。羨ましいな~、初回だから安く買えて。」という盛り上げに流され、フルセットのまとめ買い購入に踏み切ったのです。

そこまでは自分の意志だから、まあいいんですけど...(先輩の言うこと信じてたので、本当に良い商品なんだろうな。使ってみたいな。と思ってた)

まとめ買い購入に踏み切った後、書類に書くという段階で、

アレ?と思う出来事がありました。

試しにフルセット買って使ってみようと思ったのに、リピート購入の設定が必要と言われたのです。

え?買ったのを使ってみて、リピートしたいと思った段階でリピート設定したいんですけど...。今はリピートとかは要らないです。

ということをその時、あの空気で言えたのか?そもそも記憶すらないんですがwトラウマで(笑)

恐らく、直前に熱量を表現してた手前、一言も意思表示することが出来なかったんじゃないかな~って予想します。本当残念。orz

案の定、翌月とかになって、まだ使い切ってもないのに新しい商品が届いちゃったりして、不要な在庫に悩まされました。

一回は商品の価値を認めている先輩に不要な品を買い取ってもらうことができたんですが、

二回目は時間が経っていたせいか、買い取ってもらうことは出来ませんでした。

(それでも私には不要だったので、化粧品を先輩に無理矢理引き取っていただきましたがw。「あんなに商品のこと持ち上げて、使用期限も関係ないとか言ってたのに、二回目は買い取ってくれないなんて、やっぱ本当は価値ないんじゃね?この商品。」とか思っちゃいましたw)

...う~ん、高級なもの(化粧品もボディソープも)って個人的に、思い切って使えないので嫌なんですよね。強い罪悪感を感じる。

※小さい頃から、貧乏の英才教育を受けてきたのでw(母親が貧乏育ちなので、父はちゃんと収入ありましたが、貧乏臭いスピリットを植え付けられて育ってきましたwまさに受け継がれるDNA!)

リピート設定の解除がFAXじゃないと出来ないっていうのも非常にいやらしかったですね。購入はウェブで簡単に出来るのに。

もうあの時には戻れませんが、「その場で即決しない。書類を書かない。」ということはその後、徹底できてるので、身銭を切って勉強したんだと考えてます。(笑)

 

以上、まだまだ理由は探せばあると思いますが、

きりがないのでこの辺で終わりにします。w

先輩みたいに他人の言うことを素直に聴ける人、従える人、

人望があってプレゼンが上手い人、たまたま高額商品が好みな人、などは

ネットワークビジネスマルチ商法)が向いているかもしれませんので、

私の一例も参考に検討いただいたらいいのかな、と思います。w

長くなりましたが、読んでいただいて、ありがとうございました。